March 21, 2016

Webエンジニアの教科書

キーワード:
 佐々木達也、Web系、概要、フルスタック、基礎
Webエンジニアが取得すべき技術の概要が網羅されている本。以下のような目次となっている。
  1. CHAPTER-01 Webエンジニアについて
  2. CHAPTER-02 Ruby on Railsでの開発
  3. CHAPTER-03 PHPでの開発
  4. CHAPTER-04 NoSQLデータベース
  5. CHAPTER-05 フロントエンドの実装
  6. CHAPTER-06 ログについて
  7. CHAPTER-07 データの可視化について
  8. CHAPTER-08 環境構築の自動化
  9. CHAPTER-09 便利な外部サービス
(目次から抜粋)
WebサービスやWebアプリケーションを開発するエンジニアが扱う技術領域は幅広くなってきており、各自の専門領域だけに目が行きがちで、他の領域も最低限知っておかなくてはいけないという意識があっても、なかなかキャッチアップができなかったりする。本書はWebエンジニアが知っておいた方がよい技術領域の概要が網羅されており、他領域のキャッチアップのきっかけになる。

内容について補足すると、2,3章はRuby on Rails、PHPの導入についての手順やフレームワークなどが紹介されている。4章のNoSQLではKey-Value型のRedis、ドキュメント指向データベースのMongoDBが紹介されている。5章のフロントエンドについては、CoffeScript、TypeScript、Angular JSなどが示されている。8章の環境構築の自動化については、Vagrant、Ansible、Serverspec、Dockerなど仮想化、プロビジョニングソフトが示されている。

どの章も概要とそれぞれのインストール方法、簡単な使い方が示されている。概要レベルを網羅しているだけなので、あまり深い説明などは載っていない。そこはそれぞれの専門書なりWeb上のドキュメントを見て詳細を把握していくしかないが、よくはてブなどで日々上ってくる、見たことあるけどあまり知らない技術やソフトの概要を知ることができたのでよかった。

3月から転職して、結果的にWeb系のエンジニアになって、しかも自分の所属部署でエンジニアが実質自分一人という状態である。さらに今後も新規開発をやりたいということで、なんでもある程度できるようにならなくてはいけないポジションにある。かっこよくいえばフルスタックエンジニア、ということなのだけど、Web系の技術に関しては大学時代にPHP+MySQL+SmartyでWebアプリケーション開発をやったことがあるくらいで、最近の技術はさっぱりついて行けておらず、さて何から勉強すべきか?を考えた時に、まずは全体像を知る必要があると思った。本書はその目的を十分に果たしてくれたと思う。

それぞれ何が流行っているのかをまず把握し、そこからどこを重点的に補強して勉強していくか?の優先順位付けをする必要があるなと思った。いくらフルスタックといっても全領域の技術を深く習得して使いこなせるようになることはないので、得意不得意、仕事での重要度を鑑みて決定していけばいいのかなと思う。とはいえ、どの領域もそんなに詳しくないので、せめて概要くらいは把握しておきたい。

また、本書が書かれたのは2015年4月なので、賞味期限は今年いっぱいという感じかな。

Web系のエンジニアとしては駆け出し状態だけど、IT知識や開発経験が0からスタートするわけでもなく、それなりに下地があるから速習できるはずでしょ!?と楽観的にかつWebサービス開発を楽しんでいけたらと思う。



Webエンジニアの教科書
佐々木 達也
シーアンドアール研究所
2015-03-26

読むべき人:
  • 2,3年目のエンジニアの人
  • 最新技術を目にするけど試せていないエンジニアの人
  • フルスタックエンジニアになりたい人
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